最近のサーバー攻撃事件メモ(2026年)New

事例

■ 各社の情報漏洩 犯人はアプリを解析し、利用しているデータベースからデータを盗む。 x.com/MIC_JAPAN/stat

■ 茨城県など495の企業・自治体のサーバー停止 ソフトバンク系の株式会社IDCフロンティア(ファーストサーバー事件の会社を吸収合併している)が管理する大元のサーバーが侵入され、仮想サーバーのデータが暗号化される。侵入経路は調査中

■ 大阪公立大の全500台分のサーバー停止 仮想サーバーが入る大元のサーバーに侵入され、暗号化。「NECがシステムの開発や保守を再委託している企業が9月下旬にサイバー攻撃を受け、正規アカウントの認証情報が盗み取られた。」多分、パソコンに登録してあった資格情報が盗られたな。面倒でも都度打たなきゃ駄目だな。

■デジタル庁 セキュリティルーターの既知の脆弱性から侵入され、情報漏洩。

■ 佐賀大学のNASデータ暗号化 外部VPN接続も可能なNASが暗号化される。侵入経路は未発表だが、職員がフィッシング詐欺に引っ掛かったと推測。

■ フランス全土のスパーの冷蔵庫が50度になる。 メンテナンス用IDが「admin」、パスワードは「本日の日付」 gigazine.net/news/20261014-

■ デンマークの880万人分情報流出 メンテナンスIDのパスワードが「123456」 news.yahoo.co.jp/articles/78794

■ auのメールシステムを利用するBiglobeやNiftyなどのパスワード762万件、メールアドレス1223万件が漏洩。 原因は、メールシステムに組み込まれた第三者製ソフトウェアの脆弱性。当初、未知の脆弱性だった。そのソフトは未公表。

auの大規模漏洩事件で、auは第3社を強調しているが、サーバーで利用されているLinuxと関連ソフトはプログラムが公開されていて無償で使えるものです。他社もLinuxなど同じものを使っていていますが、漏洩は起こっていません。と、すると、コントロールパネルか、有料の迷惑メールフィルターのバグなのではと思います。それか、実はよくある単純な設定ミスかも。 それにしても、あれだけ国中の通信を止めておいて、お咎めや処分がないはすごいですね。当店みたいな零細店でも、ちょっと前に「Biglobeメールの設定が出来きない」と、いらっしゃったお客様がいます。影響は続いています。

■ 「ゆうゆうポイント」公式サイトで不審なアクセスを検知 「調査の結果、第三者が外部で漏えいしたIDとパスワードのリストを使い、ゆうID会員になりすまして同サイトにログインしていたことが判明した。」 偽メールに騙されて盗られたID・PWだな。佐川のショートメールやヤマトのメールでもやられてる。

■ PHP高市騒動 - 動的なWEBサイトなどに利用されているサーバーのプログラム言語PHPに重大なバグが見つかったのが発端。まだ被害が出る前だったが、高市首相がエックスで不安を煽った為、不安が不安を呼び大騒動になる。それに便乗した悪徳業者も現れ、WEBサイト利用者に被害が出ているようだが、当の本人は良く分かってないので、多分、気づいていない。対策は、サーバーレンタル会社が行うので、サーバーを借りている人がやる事はない。

■ GMO仮想専用サーバー(VPS)侵入事件 - FX取引の自動売買ソフトに利用されているサーバーに侵入され、FX口座のIDとパスワードを盗まれる。犯人は盗んだIDとパスワードを使って為替取引を行い意図的に損をさせ、反対売買している犯人の口座にお金を移動させる。取引はソフトを使って自動でアッと言う間に行われ、気づいた時には口座残高は少額になっている。それどころか、顧客のPC内まで共有になる仕組みだったため、そのデータやブラウザの認証情報まで盗まれる始末である。被害者数の多さから、長期間に亘って準備していたと思われる。サーバーのあるGMOのネットワークは非常にいい加減なセキュリティ状態で、侵入者に馬鹿にされるレベルであった。

騒動に便乗した悪徳商法に注意

対策の考え方

このようなシステム障害や情報漏洩事件などなどが起こると、セキュリティ機器やソフトを追加するという発想になりがちですが、実際起こっている事例を見ると、その追加した物のバグや更新の不具合が原因になっている場合が多いです。機器を増やしたりソフトを導入すると、それらの未知の脆弱性が増える事も考慮する必要があります。それどころか、ネットワークに問題があるまま、それらを追加するのは、自分から侵入口を設置するようなものであり危険です。

また、それらの防止する仕組みはパターンファイル系などですが、簡単にすり抜けています。防げていません。ウイルスは圧縮すれば引っ掛かりませんし、メール添付の詐欺URLは数十分で消える使い捨てURLで、パターンファイルに追加される頃には使われていません。そもそも管理者権限を持っている利用者が騙されると、それらは役に立ちません。

攻撃側はあの手この手でパソコン利用者を騙して、パソコン操作させたり、管理者権限を奪取してくるので、パソコンが良く分からない人に管理者権限でパソコンを使わせないだけでもかなり有効です。

ネットワークのセキュリティ対策は、余計な物を追加せず、元々備わっている基本的な仕組みで対処可能です。ネットワークの設定や利用者権限を見直し有効な対策をしてください。

自分で出来る ~ネットワークセキュリティ~ pcblend.com/page-16652