パソコン豆知識 ~初期設定編~

パソコンの初期設定とは

購入時 状態 対応作業 サービス
新品 箱の中 初期設定 家庭向け一般
中古 とりあえず使える キッティング 快適移行
細かい設定済み データ移行 快適移行
データ移行済み 入替設置
新旧入替済み

 

初期設定

最初に電源を入れた後、次々と出てくる質問に答えていくと完了するようになっています。ちょっと知っていれば出来る内容です。それでパソコンは一応使えるようになりますが、快適に使い続けられる内容ではありません。マイクロソフトやメーカーが自社サービスに誘導し、余計な機能を利用する設定になってしまいます。一般的な初期設定サービスは、この流れに沿った内容が多いです。

当店では、余計な機能を利用しない設定にして快適に利用できるようにし、後々、困らない対策を行っています。

 

マイクロソフトアカウントとローカルアカウント

パソコンの電源を入れた後の流れに沿って設定していくと、マイクロソフトアカウントを利用した設定になります。Windows7の頃のようにローカルアカウントで設定する方法もあります。事務所などではローカルアカウントで設定する事が多いです。

ボタン一発で出来るWi-Fi接続

ノートパソコンやAndroidスマホなら、Wi-Fi自動接続に対応しています。iPhoneやiMacは未対応。

回復ディスク

最近の回復ディスク作成には、32GB以上のUSBメモリが必要ですが、32GB表記のUSBメモリは、28.8GBしかありません。68GB表記のUSBメモリを買ってください。

 

キッティング

利用者に合わせたソフトをインストールしたり、設定を変更したり、テプラを張ったりします。

 

データ移行

パソコン買い替えで必要なデータ移行は、ある程度慣れた人でも結構な時間が掛かります。デスクトップや写真、メール、住所録、お気に入りやパスワードなどの移行があります。事務所などの業務パソコンになると、メールが複数あったり、付箋や共有フォルダなどもあります。

新旧PC直コピー

一般的には、外付けHDDなどを間に入れてデータ移行すると思いますが、当店なら、新旧PCをケーブルで繋いでデータ移行できます。この方法なら、外付けHDDなどを使わないので、データ漏洩の心配がありません。

新旧直コピー

 

設定作業は必要か?

新品パソコン 必要(Wi-Fi、プリンタ、Officeインストール・認証、メール設定など)
快適修理®(再セットアップ+データ戻し)
一般的なパソコン修理(再セットアップ)
新品パソコン(快適移行™預かり) 必要(プリンタ、など)
そのままメンテ® 必要なし(元の状態)
快適修理®(システム修復成功)

 

ノートパソコン迷惑設定

  1. ノートパソコンを開くと起動する
  2. ファンクションキーが初期設定では機能キー(F1が消音など)
  3. Ctrlキーの位置にFnが配置されている。その隣がCtrlキー

これらはBIOS設定などで変えられます。

フタを開けると電源ONの止め方

BIOSの設定で、

Panel Open Power On(NEC)
Flip to Boot(Lenovo)
Panel Open Power
Power On Lid Open(Dell)
カバーを開いたときに電源をオンにする(HP)
パネルオープンパワーオン(dynabook)

をDisabledにする。

 

不要ソフト

主なメーカー製パソコンには、初心者向けの案内ソフトや、広告を表示するソフトなどが入っています。家電量販店で売っている国内メーカーのパソコンには大量に入っています。一方、外資系ネット直販は少なめでしたが、最近は増えてきています。これが結構メモリを喰います。Windowsは、10から更新する毎にメモリ喰いになっています。出来たらアンインストールしてしまった方がいいと思います。なんなら、いっそのこと、再セットアップしてしまった方が早いのではと思う時があります。

  • パソコンメーカーが入れてくる種々のソフト
  • マイクロソフトがWindowsに引っ付けてくる機能やソフト
  • プリンタードライバーをインストールすると付いてくる種々のソフト
  • 色々なソフトをインストールする時に引っ付いてくるソフト
  • おまけで付いてくるウイルス対策ソフト

 

雷ガードタップ

雷の影響でパソコンが壊れる事があります。自宅に落ちなくても、近所に落ちて発生する誘導雷で壊れます。雷ガードが付いた電源タップで防げます。