Windows10のコツ

本日のお客様は、「パソコンが起動しない。真っ黒画面で止まる」という症状です。

パソコンは、NECのノートパソコン、第2世代のCore i3。Windows7を10にバージョンアップしたものです。もう、7・8年は経っています。

おもむろに電源を入れてみると、普通に立ち上がってきました。おかしな所はなさそうです。お客様宅では起動しなかったのに、当店に持ってくると起動する現象は時々あります。

起動しなかったのは、多分、Windows10の更新が裏で行われていたからだと思います。

Windows10を使うにはコツがあって、起動時に真っ黒画面が続く時があります。そういう時は、放置が一番です。起動してくるのを待っていると、電源を切りたくなってしまいます。他の事をやってパソコンの事は忘れる位がちょうど良いです。パソコンの性能によってはかなり時間が掛かる事があります。

その他にもコツがあります。

時々再起動

Windows7の時と違って、シャットダウンでは、様々なWindowsの処理が終わらず、再起動しないとダメになりました。毎回やる必要はないですが、1ヶ月に1回は行った方が良いです。動きがおかしい時も再起動してみて下さい。直る事が良くあります。

スリープを切って放置

パソコンは何も操作をしてない時、Windowsが色々な処理を行っています。更新系や、復元ポイントなんかも自動で作っています。こまめに電源を切っていると、それらが行えず、処理が溜まり、使っている時に処理を始め、動きの重いパソコンになってしまいます。時々、朝点けたら夕方まで放置するとか、一晩点けっぱなしにするなどして下さい。性能の低いパソコンほど点けっぱなしが必要です。

更新中はフタするな

ノートパソコンはフタを閉じると電源が切れてしまいます。Windowsの更新中はフタを閉じずに放置して下さい。更新が途中で止まるとWindowsが壊れる事があります。黒画面の時もあるので、必ず電源ランプを確認して下さい。

更新は延期

Windows10の更新は不具合だらけで、出たばかりはろくな事がありません。出来るだけ延期した方が無難です。設定で延期できます。

[スタート] → [設定] → [更新とセキュリティ] → [詳細オプション]