パソコン修理詐欺に注意

パソコンをフリーズさせて、表示した番号に電話させ、遠隔操作し、電子マネーを要求する詐欺が多発しています。

パソコン修理詐欺 電子マネー要求

マイクロソフトのマークを表示して誤認させる手口です。

マウスカーソルが動いていますが、マウスは動かしていません。自動で動かして遠隔操作されているかのように装って焦らせています。

 

対処法

Ctrl + Alt + Delete

パソコンがフリーズしても慌てず、まずは「電源ボタン」をポチっと押して落ち着きましょう。最近のパソコンは電源ボタンの割り当てが以下のように変わっています。

  • デスクトップ - シャットダウン
  • ノート    - スリープ

シャットダウンできれば、その後、起動した時に、「復元しますか?」と出ますので、「いいえ」を選べばOK。

スリープの場合、起動させると、又、出てくるので、脱出ボタン(Ctrl + Alt + Delete キーを同時に)押して、右下の電源マークから再起動して、「いいえ」を選べばOK。

ウイルス警告2のサムネイル

Esc長押し → 右上×で消す

【無効】Windowsキー + D

  1. まず、画面表示を消します。以下のショートカットキーを押してください。
    Windowsキー + D
  2. その後、普通にスタートから再起動します。
  3. 再起動後、ブラウザを起動させると、「復元しますか?」と出るので、右上×で消せばOKです。

 

遠隔操作ソフト

表示を信じてしまって電話をすると、「LogMeln Rescue」という遠隔操作ソフトのダウンロードページに誘導し、それをインストールさせて、パソコンの操作が出来るようにします。デスクトップ上に線を引いたりして説明しつつ、途中、デスクトップのファイルを見えなくして更に焦らせます。ファイルはデスクトップ上で見えなくなっているだけです。ファイル自体は消えてません。ネット口座やクレジットカードで、お金を送金する時、瞬間的にゼロを増やして「送金」されてしまう被害が出ています。

LogMeln Rescue

Ultra Viewer 6.6 Free版
Ultra Viewer 6.6 Free版

 

データを全て消されてしまった

デスクトップ上のアイコンを表示しないようにされただけです。アイコンが表示されたら、ゴミ箱の中も確認して下さい。

回復方法

「画面上で右クリック」 → 「表示」をクリック → 「デスクトップアイコンの表示」をクリック

 

予防策

Google広告を押さない

ニュースなどの記事中に出てくる広告で感染しています。一見広告のように見えません。「次へ」「詳しくはこちら」「ここをクリック」など、記事の続きを装った広告になっています。よく見ないと、気づかずに押してしまいます。

 

銀行口座の送金に上限を設定する

パソコンがよく分からない、騙されやすい方が、ネット銀行を利用している場合、銀行口座の送金額に上限を設定するのが有効です。

 

ブラウザ更新

最近流行りの電子マネー要求詐欺は、ブラウザが古いと罹りやすいので、最新に更新する。

更新方法

右上の「団子ボタン」 → 下の方の「ヘルプ」 → 「Google Chromeについて」「Microsoft Edgeについて」

Google Chromeについて Edgeについて